ピアノを習うには楽器は必要です

「ピアノ」といってもよく知られているのは、

・木製ピアノ(縦型ピアノとグランドピアノ)
・電子ピアノ(電源を入れるタイプ)

があります。

・木製ピアノ

 体育館やホールにあるようなフタが大きく開くグランドピアノは、大きさと重量もあり音も大きいのでなかなかご家庭でご準備するのは難しいですが、縦型のアップライトピアノは最近の住宅事情に合わせて高さも奥行きもスリムなっていて、弱音のまま練習可能な機能もあります。

 新品ピアノの他にメーカー認定工場でとても良く調整されている中古ピアノがあります。

・電子ピアノ

 本来はタッチや響きの面から木製ピアノをオススメしたいのですが、住宅事情により電子ピアノでないと置けない場合があります。その場合は鍵盤の数が88鍵あるものをお選びいただくようにしています。
 
 電子ピアノをご選択の場合、「ある程度の鍵盤の重みと音量の大小とメトロノーム機能」など最低限の機能が備わっている電子ピアノで最初は良いと思います。

 当教室の生徒様で入会数ヶ月後、ご自宅の電子ピアノと教室のグランドピアノのタッチや音色が違うので、悩んだ末に木製ピアノを新たに購入された方もいらっしゃいます。そのような時にはご相談いただければと思います。

ピアノメンテナンス編

・調律(メンテナンス)は必要?
 専属の調律師がいない場合は当教室で長年お世話になっている調律師をご紹介いします。電子ピアノにはメンテナンスは特に必要ないですが、木製ピアノは年1回の調律が必要です。

・放置してある木製ピアノは使える?
 長年放置してある場合、少し通常より料金はかかりますが、新しくピアノを購入するほどはかからないと思います。早くお手入れをして今後は年一回の調律で済むようにしましょう。

・実家にあるピアノを移動したいときは?
 木製ピアノを移動する場合は専門業者に依頼することをオススメします。さらに移動先での調律も必要になることもあります。

当教室の調律の様子